quatre septembre

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贅沢な時間

昨日の夜、11時にベッドに入ったのにも関わらず
どうにもこうにも眠れなくなってしまいました。
おなかがすいてたのが原因だと思うんだけど・・・。
でも、食べ物は食べまい。と思ってひたすら寝る努力をしてたんだけど
諦めて電気をつけたら、、、、、3時だった。

ここまできたら、読まずにとっておいた本でも読もう!と思って
去年買ってからひたすら大事にとっておいた

佐藤亜紀の「雲雀」

に手をだす。なんか大事すぎて寝かせておいたのよね。
「天使」の続編なんだけど、前作のディティールをすっかり忘れていました・・・。
ケーラー少佐とかマレクとか大公、ディートリヒシュタイン、ギゼラなんて
すっかり忘れてたよ。
なんとかスタイニッツ顧問官は覚えてた。

あああ、面白い。なんて贅沢。1年に1度佐藤亜紀を読む贅沢。しかも夜中。
「王国」は、この世界を思い出すためのウォーミングアップで少々入り込むまで
時間がかかったけど、それから先はもうすらすら読めてしまった。
多分読み終わったの5時ちょっと前。
「花嫁」では一瞬、グレゴールにジェルジェが殺されちゃったのか?!とびびったけど
グレゴールはジェルジェのお父さんだったのね。「天使」を全然覚えてなかったから
本気ではらはらしてしまいました。
「猟犬」「雲雀」と読む進むうちに、ジェルジェが死んでしまうのではないか、
それだけが気がかり。でも最後はそこはかとないハッピーエンドでした。
あくまでもそこはかとなく。
なんか佐藤亜紀の本には、ぎりぎり張り詰めた人が出てきて
いつプチンと切れてもおかしくないんだけど、結局切れずに折り合って終わるのが
多い気がする。切れちゃったのは、「戦争の法」の伍長だけ?

やっぱり日本人の作家では佐藤亜紀が一番好き。
高校3年生のとき、地元の駅で新潮文庫版の「バルタザールの遍歴」を
手に取った幸福に感謝。
しかし、ネットでいろんなサイトみても、こんなに評判のいい作家って
いない気がする。
なのになーーーーんで売れないかな。
なーーーーんで絶版になるかな。
ま、みんなに推薦できるか、と聞かれたら、「できない」と答えざるを得ないんだけど。

わたしは、「バルタザールの遍歴」ももちろん好きなんだけど、
一番すきなのは「戦争の法」。でもこの「雲雀」もかなり!いい。
「天使」の続編であるのは分っているが、「天使」の更なる上を行きます。

次の贅沢はいつできるのか。なんでもいいから早く書いて欲しい。
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by app_engineer | 2005-01-24 16:47 | 読んだ本
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日記というより週記


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