quatre septembre

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村上春樹との再会。

病気の間、外にもでかけられず
ひたすら家の中にこもっていました。
最初の2日は、普段ぜんぜんテレビを見ないから
ものめずらしくて見てたんだけど
(東レのパンパシオープン見てた。浅越しのぶを応援してたんだけど
負けちゃった。ダベンポート応援してたんだけど負けちゃった・・・)
月曜日ぐらいから飽き始め。

結局家に溜め込んでた本を片付けることに。

1冊目「痾」

↑この漢字、IMEじゃ変換できなかった。HPで拾ってきた。
「あ」っていう本なんだけど、他の読み方があるのでせうか。
久しぶり(多分10年ぶりぐらい)の麻耶雄高。
なんか期待して読んだせいか、、、、、がつかり。
なんだこれは。
そして登場人物の名前が変わっている小説はあまり
好きではないことを発見した。(日本ものに限る。なぜなら外人の名前が変わってるか
変わってないかはよくわからないから)
わぴ子っていったいなんですか。わぴ子って。

2冊目「冗談」

わたしの大好きな作家、ミラン・クンデラのOP.1です。
作家本人が公認しているデビュー作、ということでしょうか。
大阪で購入して以来大事に溜め込んでいたけれど
病のおかげで読めた。
わたしはときどき、大事な本を溜め込んでしまう癖があるみたい。
これは、タイトルのとおり、若い時のほんの冗談がきっかけで
いろいろな人の人生が台無しになってしまう話(と、まとめてよいものか?)
なのですが、わたしにはその全体像がとらえられない。
これも重さと軽さについての話なのだろうか?
わたしは一体この作家のなにがすきなのでしょう。
共産党支配下におけるチェコスロヴァキアの話で、
わたしはチェコにいったこともなければスラブ人にあったこともないけれど
こういうのが人生だと思うんだよね。なぜでしょう。
これを読んで、ずっとミラン・クンデラの本を読んだときに
感じていた音楽的なイメージのわけがわかった気がする。
楽譜まで出てくるしね。
彼は音楽を勉強していたのね。
ミラン・クンデラの本を読んでいると、自分に教養がないことによって
理解が足りていない気がして悲しくなる。

3冊目「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」

「中国行きのスロウ・ボート」以来の村上春樹。
長編でいったら、ねじまき鳥以来だ。
実を言うと、この本はずーっと前(2年ぐらい前)に彼氏に借りた本。
一度読もうと思ったんだけど、第一章で、太った若い美しい女が
「たつせる」「せら」としゃべったところでギブアップしたいわくつきの本です。
そんな変なしゃべり方をする人が出てくるなんて!!
って思ったんだよね。
今回は暇すぎたからがんばって全部読んでみた。
読み終わってみたら、まあまあ面白かった。ねじまき鳥より面白い。
最近の村上春樹にありがちな辛い場面がなかったのがよかった。
猫の首きったりね。

しかし。
わたしはやっぱり村上春樹が好きじゃないんだよねえ。
なんでなんだろう。
主人公が全部同じ人に思えるのも
「君がどう思っているにせよ
世の中はこうなっているんだ
だから君は君の人生を生き延びなければならない」
ていうスタンスも気に食わない。
けして嫌いなわけではないんだけれども。
今の日本でもっとも重要な作家であることは認める。
しかしなぜ村上春樹を好きになれなくて、ミランクンデラを
好きになるのかはぜんぜんわからない。
なぜ。
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by app_engineer | 2005-02-09 17:18 | 読んだ本
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日記というより週記


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