quatre septembre

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会社にきたよ

別に威張るようなことではないのだが。久しぶりに会社に来ると後ろめたい気分がぷんぷん
してたのに、実情を確認してみれば、あんまやることなくってもう帰れそう。早く帰ろう・・・。

ずっと長らく相棒を務めてくれていたガープの世界を読みました。
the world of Garp だと思ってたら The world according to Garpだった。
上巻を読み出したのは10月で、なんだか全然進まずちんたらちんたら読んでいたのだけど
ガープが思春期を迎えるあたりからすらすらと読めるようになり
ほぼ先週の一週間で読み終わりました。

ジョン・アーヴィングとガープの類似点についての考察は
訳者後書きにあるので、触れませんが
ジョン・アーヴィングは骨の髄まで作家だなあと思った。
ガープ自身が作家という設定だからかもしれないけれど、作家という人種について
薀蓄のある言葉が端々に。いい言葉が一杯あったなあ。

そして、ガープの世界の下巻で、本を読んでいて生まれて初めての体験をした。

今迄本を読んで泣いたことなんて山ほどあって、
怖くて泣いたり、悲しくて泣いたり、感動して泣いたり、とかは経験済みだったんだけど
今回初めて、あまりに驚いて、思わず手で口を覆ってしまいました。
電車の中で読んでたんだけど、思わず空いたほうの手で口を覆って呼吸が
止るかと思った。すごい。あんなに酷い出来事が起こるとは思わなかった。
しかも、全然悲劇的じゃなく書いてあるのだもの。文体と、起こっている内容の
ギャップに驚いた。あんな酷い事態は、現実の中ぐらいでしか見たことないよ。
よくあんな酷いことを想像できるものだと思った。ジョンアーヴィング恐ろしい。

思い出しただけで酷い。

作家ってすごい。
ガープが書いたという設定の、3つの小説が小説中に出てくるのだけれど
この3つのうち、「ペンション・グリルパルツァー」と「ベンセンヘイバーの世界」が
とても面白くて、わたしが才能の枯渇している作家なら、これを出版したくなって
しまうのではないか、と思った。惜しげもなくガープ作として本に載せてて
ほんとに貧乏性ではないのね、と思った。
わたしにはきっと貧乏性が骨の髄まで染み付いている気がする。

わたしのジョンアーヴィング内分類では、
ホテル・ニューハンプシャーに次いで2位かな。サイダーハウスルールよりは上。
第4の手は、ランキング外・・・。
次は、未亡人の一年を読もうかな。熊を放つはどうも痛そうな気配がしてならない。
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by app_engineer | 2005-12-05 17:18 | 読んだ本
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日記というより週記


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