quatre septembre

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かみがり

とある人のブログでお勧めされてたので読んでみました。

山田正紀「神狩り」

1974年発表の、当時24歳だった著者のデビュー作。
1974年だった、という時代性はとても感じる。大学紛争とかが背景に出てくるし。
その時点で、ちょっと古いな、と思い、そしてやっぱりちょっと青いな、と
思ったけれど、それでも素直にすごいと思った。

何がすごいって異常なまでの読みやすさ。

田園都市線に乗っている間に読み終わってしまったよ・・・!!
超混雑した車内で激しく重いPCを持ちながら立ち読みだったけど
すらすらと読めてしまった。

山田さんの本は「神曲法廷」以来で、7年ぶりぐらい。
この人は神になんか思い入れがあるのでしょうか。
たまたまかな?何かの宗教を信奉しているわけではなさそうだけど
神の存在について常に考えている人なんではないかなあ、と想像してみました。

わたしの思うSFとは少し違ったけれど、面白かったです。
神という存在を叙述するのに、論理を用いるアプローチは新しい気がする。
論理記号のくだりをもっともっと読みたかった。
女性の描き方はステレオタイプ。婚約者も占い師ももうちょっと意味合いを
与えることはできるんじゃないのかな。

ところでわたしが買ったのは、2005年5月発行の十一刷だったんだけど
フォントが小さくて驚いた。小さいのは別にいいんだけど、最近の早川は
もうちょっとフォントが大きかった気がするので。で、それはある時期を境に
全ての早川のフォントが大きくなったのかと思いきや、違ったみたい。
個別の本ごとにフォントの大きさが異なるなんて・・・!!

なんでもフォントの大きさを大きくすればいってもんじゃないよね。
日経新聞もどんどんフォントを大きくしてる気がする。

あれ・・・いつのまにか日経の話に・・・。
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by app_engineer | 2006-02-09 18:35 | 読んだ本
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日記というより週記


by app_engineer
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