quatre septembre

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人は何故エヴェレストに登のか

ジョン・クラカワーの「空へ」が届いたので読みました。
1996年5月のエヴェレストでの大量遭難事故の当事者が書いた
ノンフィクションです。

エヴェレスト(っていうか山)恐ろしい・・・・!!!

恐ろしいこと1: 
崖を上っている最中、崖から25メートルほど転落したが、転落している最中
崖に刺していたピッケル?ピックも上から降ってきてふくらはぎを貫通した。
貫通したピッケル?ピックには筋肉標本になるぐらいきれいに筋肉繊維がついていた。
なのに転落後もまたそのまま登り続けた。

恐ろしいこと2:
エヴェレストを登っていると前に遭難した人の死体の傍を通り過ぎる。
遭難者の死体は放置されるようです・・・。

恐ろしいこと3:
酸素の薄いところにいると毎分何百万単位で脳細胞が死んでいく。
(登山家は馬鹿になっているのではないですか?
登るたびにそんなに脳細胞死んでたら)

恐ろしいこと4:
登っている最中落石があって、隣の人の後頭部に命中してぐしゃっとつぶれた。

恐ろしいこと5:
脳水腫、肺水腫にいとも簡単になる。
酸素の薄さから支離滅裂なことを喋リ出す。
鼻血が止まらない。顔面血だらけになる。
酸素が薄いため咳をよくする。肋骨にひびがはいるのは当たり前。
酸素が薄いため寝れない。ご飯が食べれない。
頂上付近では、3日間で4時間睡眠ぐらい。飲み物1杯がようやくのめるぐらい。
頂上に一番近いキャンプにつくころには、体重が10キロ以上落ちて
筋肉が全て落ちてしまう。

恐ろしいこと6:
遭難した場合、確実に生き残れるメンバーを生かすためにまだ生きていても
動けない人間は置き去りにされる。
当たり前だと思うけれど、、、置き去りにされるほうも置き去りにする決断をする
ほうも同じぐらい恐ろしいのではないか。置き去りにされるほうはもう意識がない
場合が多いと思うので。

恐ろしいこと7:
もう助からないと置き去りにされた人を探しに出たら、雪に埋まっていた。
顔面上には氷が張っていた。なので助けることを諦めて帰ってきた。
なのに翌朝その人が生き返って(?)自分で歩いて戻ってきた。

恐ろしいこと8:
凍傷で手指がない人がよくいる。が、失っても山登りを続けている人もいる。
(7の人は、片腕を切断し鼻も取れた。でも生き残った。すばらしい)


まあ他にも恐ろしいことはいっぱいあったんだけど・・・
研修でみたビデオはこの本に出てくるIMAX隊がとったものなんだろうなあ。


【余談】
上記のことはわたしがこの本を読んで知ったことです。
事実かどうかは知らない。この本の作者が事実として書いたことです。

あーきっとこれなんだなあ。
わたしがノンフィクションを読むのが嫌いなのは、常にそこに書かれていることが
真実かどうか疑問に感じてしまうからなんだな。
意図的に事実を捻じ曲げて書かなくても、他の人からみた事実は違うことも
あるんじゃないのかな。事実として提示するというノンフィクションのスタイルゆえに
本当に本当かしら、と思いながら読むのはとても辛い。
それとも他の人は、みんなノンフィクションに書いてあることは話半分だと
思いながら読んでるの???

ちなみにこの本がつまらない、とか嘘を書いているに違いない、と思ったわけではないです。
本は面白かった。
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by app_engineer | 2006-03-10 13:29 | 読んだ本
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日記というより週記


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