quatre septembre

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ファンタジー、推理、SF、純文学、エンタメ。

久しぶりに読んだ本の更新。
前と比べて全然読んでいないけど、ほそぼそと地味に読んでいます。
ここ最近読んだのをまとめて感想。
ジャンル分けにあまり意味はないけれど並べてみると雑食ぶりが際立つね。

マイケル・ムアコック「この世の彼方の海」(ファンタジー)

メルニボネシリーズの第2作。
前回を買ってみたので惰性で買ってみたのはいいけれど・・・
うーん。うーん。不快なところは何もないのに、読み進めるのが非常に辛い。
読み進めるドライバになるものが何もない・・・。
なーんでだろうなあ。わたしの大嫌いなサラリーマンの妻@団地小説や
純愛小説は不快さはこれに比べようもないけれど、読んじゃうんだよね。
不快さがドライバになっている。
そういえば、ついにサイモリルを○○してしまったところのあっさりさに
すこし驚いた。この場面を見たからもうこのシリーズは読まなくてもいいや・・・と
思いました。この主人公は嫌いじゃないし、別に自殺を推奨しているわけではないけれど
なんでこの人は生き続けるのだろうか、、、というのがよく分からない。
ようするに彼はメルニボネ人らしく、すごくエゴイスティックで傲慢なのかなあ。
そういえば、メルニボネの貴族の恋愛話はちょっと面白かった。
でももう読まない!

有栖川有栖「乱鴉の島」(推理小説)

これは上のに比べると異常なまでに読みやすい。
2時間以内でさくっと読める。
これって推理小説なのかなあ・・・・?
推理小説ってこういうのだったっけ・・・?
まあ読みやすいので良いです。
しかし買う必要はないのかな・・・。でかいし。

グレッグ・イーガン「しあわせの理由」(SF)

今年から手を付け始めたグレッグ・イーガン。
今までに「万物理論」と「ディアスポラ」と2冊の長編を読んで、初めての短編集。
万物理論の第一印象は、はっきりいうといまいちで、でも読むのをやめようとは思わず
ディアスポラで希望の光がすこし見えてきて。
で、これを読んで初めて「グレッグ・イーガン読んで良かった!」って実感できた。
どれもすごくレベルの高い作品ばかりで、今まで感じたことのないぞくぞく感を
味わえた。特に、最初の二つで確信。
「Apporopriate Love」で表現されていることの気持ち悪さってすごい。
こういう気持ち悪いことを想像できるのってすごい。わたしがここまで気持ち悪いのって
わたしが女だからか、と思ったけどどうなのかな?
グロくはないと思うのだけれど、駅で思わず読み進めることができなくて
本を閉じてしまいました。
二番目のタイトル忘れたけど、中に入っていく人の話も、理論と現実?の融合具合が
スムーズで、量子論の比喩として読むとそのスケッチの美しさが余計際立つな。
どれも本当にきれい。やっぱりSFが好き。

よしもとばなな「SLY」(これ純文学・・・?)

ジャンルがよく分からないけれど、一応ここ。
スピリチュアル方面に舵取り後のよしもとばななさんは
いまいちなのだが、でも読みやすいことには変わりないよね。
そしてこの人の小説ってみーーーーーんな同じような雰囲気。
同じような人たち。でも実を言うとこういうのは嫌いじゃないです。
小説として面白いかどうかよくわからないけれどこれもまた
異常なほどの読みやすい。というかじっくり読む必要性を感じない・・・。
流し読みで20分ほどで、でも雰囲気は楽しめました。
ちなみにこういう本買うのはわたしの彼氏。

福井 晴敏「終戦のローレライ」(エンタメでいいよね・・・?)

会社の後輩に借りた本。
同じ作家の「亡国のイージス」は思想の偏りがすこおし気になるものの
それなりに面白く読めたんだけど、これは読むのがちょっと難しいな・・・。
なんか日本語が下手なのかと思って、イージスの前に書いたのかと思ったんだけど
どうもこっちのが後っぽい。映画の原作として書いたことによる不自由さが原因なのか、
時代設定が過去になった+戦争下という状況のためか、説明口調が
多いのが気になります・・・。
まだ2巻なので、ちゃんと読んでからまた。


なんか、これ以外にも彼氏に借りて超不快な本を読んだ気がするんだけど
あまりにも不快で忘れてしまった可能性が大です。
あと読もうとして残っているのが、「愛の続き」(イアン・マキューアン)、
「フラッタ・リンツ・ライフ」(森博嗣)とか、ノンフィクションものでいくつか。
あーそれに例の英語のあれ・・・。
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by app_engineer | 2006-08-08 21:04 | 読んだ本
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日記というより週記


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