quatre septembre

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祈りの海

グレッグ・イーガンの短編集「祈りの海」

グレッグ・イーガン体験4回目。
万物理論
ディアスポラ
しあわせの理由
ときて、祈りの海です。

執筆順とはまったく一致していないけれども。
4回目なのでだいぶ心構えもできていて、すんなりと世界に入り込めたよ。
そして、前回うすうす気がついていたんだけれども
わたしは、イーガンの「短編」が好きだ。
長編よりも。

短編のがSFっぽいと思うの。
今回の中では、「貸金庫」が好きだった。あと「イェユーカ」も。
どちらも最後に希望があるところが素敵。
祈りの海は、SFとしては少しだけ陳腐だけれども
最後のシーンにはカタルシスの片鱗がある。

こういう短編集って旅先でちょっとずつちょっとずつ読み進めるのに本当にいいと思う。
あとね、生活に疲れたときに。心の浄化。
きれいな話が欲しいな、と思うときがある。
そういうとき、SFの短編集ほどきれいなものはないと思う。
なきたいわけではないし、感動したいわけでもない、
もちろん派生的に涙が出てきちゃってもいいんだけれども、
でもなんか心をクリアにしたいときがあって、なんか濃密な愛情とかが重く感じるときが
あるんだけれども、そういうときSFの短編が読みたくなるんだよねえ。

そういうとき人は何を読みたくなるのかしら。知りたい。
しかし、そもそも愛情を重く感じるときなんてないとか言われてしまうと
ぐうの音もでませんことよ。
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by app_engineer | 2006-10-02 21:48 | 読んだ本
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日記というより週記


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