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quatre septembre

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マエストロ

土曜日は、小学校1年からの幼馴染と、もらいチケットで優雅にクラシック鑑賞。
NHKホールで、N響の定演。

サヴァリッシュ指揮でツィンマーマンのヴァイオリンでしたわ。
ハイドンの交響曲も
ブリテンのヴァイオリン協奏曲も
ベートーベンの交響曲も
ぜーんぶ知らない曲でしたが
(ベートーベンの2楽章は、サラブライトマンの曲で聞き覚えがあった)
非常にすばらしいひと時でした。

サヴァリッシュがね、非常にお年を召していたんですよ。
髪の毛真っ白。顔面蒼白。
なんと指揮するときは椅子に座り、背後には転落防止ガード(?)つき。
ピアノの弾き振りは見たことあるけど座って指揮する人
はじめてみたよー。
しかも、段から降りるときはコンマスが手を貸してたし。
幕に引っ込むときは、牛歩。でも背筋だけはピンとしててかっこよかった。
オケもすごく良かった。

最後の曲が終わっても、鳴り止まない拍手。
ブラボーの声。マエストロは3回ぐらい引っ込んでは戻ってきて
やっとホールの電気がついて、楽団員が楽器を片付け始めた。
いつもならここで終わり。
だけど、100人ぐらいの人が、マエストロの引っ込んだカーテンの
傍に集まっていつまでもいつまでも拍手してる。
わたしは一旦ロビーまで戻ったのに、拍手が気になってまた戻る。
5分ぐらい拍手してたら、興行関係?オケ関係のおじさんが出てきて
「マエストロは大変満足しております。お疲れですのでうんたらかんたら」
といってお引取り願う。
それでもみんな帰らない。拍手はずっととまらない。

そしたらなんと!!
マエストロが出てきてくれたの。もうお着替えしてたのに。
のそのそと現れて、大儀そうに手を振ってくれた。
ステージにかけよるおじさん、おばさん。
ブラボーの声が響き渡り。

わたしはなんだか涙が出てきてしまったのでした。

サヴァリッシュが生きている間に彼の演奏が聞けてよかったです。

って感動した次の日。
日経新聞の朝刊で、歌舞伎俳優の中村雀右衛門の
あまりの若々しさに、驚愕。どう見ても80歳Overには見えん。
サヴァリッシュ、81歳にしてはふけすぎ。まだまだ頑張れー。
by app_engineer | 2004-11-15 12:24
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日記というより週記


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